右目の腫れがとまったところで相手の動きやパンチがとてもよく見える。
ミサコよりレイの漢方の薬の方が恐いな〜っておもった・・・。
ミサコはまた攻撃をしかけてくる。が私からみたら疲れきったパンチというところだ。
ミサコ 「!!あっ!!あたらない!!」
ユキコ 「ふん・・・。もったいないわね・・・。才能あるとおもったのに。。。」
ミサコ 「!!」
この子がジム所属になったらいい結果が得られると・・・私はおもった。
そんな・・・そんなそんな。
ミサコの単発パンチをかいくぐってボディを当てて動きを止めることにした。
ドスッ!!!
ミサコ 「うぐぅぅぅぅ〜!!!」
ミサコの足がビタッ!!ととまった。というか効いたのだろうかかがんでいる。
ユキコ 「ふん。ここで熟練度が響いたわね。。。」
このラウンドも残り時間もない。次のラウンドに持ち越すとまたややこしくなりそうだ。
ガツッッッッウウウッッッ!!!!!
私は腰の力を使って思いっきりアッパーをミサコに食らわせる。
ミサコ 「・・・。ぐあぁ・・・。」
ミサコはたまらず私のグローブにマウスピースとよだれがしたたる。
・・・。
きたね・・・。
ミサコはそのまま時間差でダウンする。
レフリーはダウンをしたミサコを見て続行不可能と判断をしたらしい。
私は・・・勝った。何かと手強かった。
あ。ミサコが気が付いた。
ユキコ 「あなたはいいセンスを持ってるわ。ボクシングジムに通えば・・・もっとのびるわよ。あなた・・・。」
ミサコ 「!?私が・・・センスが??いい??」
ふぅ・・・。これでおわった。帰ってユキネと・・・
私はこの話がここで終わりかとおもったが・・・
そうでもなかった・・・。
つづく