だから私が若いうちに芽を摘むというわけだ!!
ラウンド3がはじまる。私は相手にのまれていたのだ。
飲まれていた・・・。え。相手のかわいさとかに飲まれていたわけじゃないわ。
よしよし。なんだかリラックスしてきたぞ。
ミサコも構えてこっちをみている。
ミサコ 「ふふふ・・・。このラウンドできめさせてもらおうかしらぁ。」
ユキコ 「!?じゃあ 私は次のラウンドできめさせていただこうかしらぁ。」
私は少しミサコのマネで言い返した。ちっとおこらせちゃったかしら♪
だが・・・これが私の策でもある。
ミサコ 「くぅ・・・なめてるわねぇぇ!!!このぉぉ!!!」
おお!!きたあぁぁ!!!!よぉぉし!!!ミサコのジャブを見切る!!!!!
ミサコのすばやくしなるジャブが無数に飛んでくる
ユキコ 「うぐぅぅ・・・。まだまだ・・・。」
ミサコ 「くっ!!この!!このぉ!!」
だがここで私のチャンスが到来だ!!ジャブしか打っていないミサコが!!!
ストレートを打ってきた!!これはチャンス!!
右のストレートは・・・なぜか少し遅い!!いや。遅く感じているだけなのだ!!
そう「レッドウィップ」で目がなれてしまっていたのだ。
ユキコ 「ふん!!」
ミサコ 「!!なっ!!よけた!!」
ユキコ 「もらっとたぁぁぁぁ!!!!!」
ダッキングから・・・狙うは!!左脇腹!!!
ミサコ 「うぐぅぅぅぅ!!!くはぁぁ・・・。」
さらにリバーをねらうぞ!!!
ユキコ 「くらえぇぇぇぇ!!!!!!クソ女ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ドスゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!
ミサコ 「ああぁぁぁぁ!!!!!!」
ミサコの口からマウスピースが飛び出る。
ここだけ食らったことがないようね♪だいじょぶよ。骨は折れてはいないから。
でもきつそうだ。というかきつそうな顔して後にズルズルとさがる。
時間稼ぎのつもりかしら。。。
ユキコ 「あらぁ。このラウンドで私を沈めるんじゃないかしら??」
ミサコ 「うぐぅぅ・・・くそぉ・・・。」
ユキコ 「私は次のラウンドで決めるからこのラウンドどうでもいいわ。あと一分くらい逃げたきゃ逃げなさい。」
ミサコ 「うぐぅ・・・くそ・・・。最低・・・。」
私・・・なんか すっごい最低女みたいじゃない!!
私でも・・・そう思うわ・・・。
私って性格悪い女って・・・。
でも。
よ〜し。次のラウンド・・・ 殺す♪
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