前回までの「先生」は・・・。
先生のパンチを身をもって確認するために技とくらってみたのだ。
が大したパンチでもない。まあめずらしかったのはサウスポー。
先生は左ききだったのだ。まあ・・・それくらいです。
先生 「ふ〜ん。これくらいのパンチは絶えられるのね。さすがね。」
マイ 「先生。今度は私も仕掛けて行きますよ。」
私はニヤリとわらうけど・・・
先生 「いいわ。何にしても生徒には負けられないわ。」
先生は強気だ。さてどうしてくれようか・・・。よし。足を使うか。
私は少し先生との距離をあけて先生にむかって突っ込んだのだ。
先生 「ふふん。先生だってボクシングは無知だけど白石さんの予想は大体わかるわ・・・」
先生は私がパンチのとどく距離まで突っ込ませる気なのだろう。そこはある意味私の罠だ♪
先生 「ふふ!!もらったわよ!!!!」
先生が突っ込む私に左で応戦。よし!!まだ反応できる!!ここで反応して回り込め!!私!!!
ヒュン・・・。なんというのか・・・私は水の雫がポタッ・・・と落ちる感じをつかんだ。
これが反応と回避なんだと・・・先輩はこれを教えたかったのだろうか・・・。
この瞬間は私だけがとてもスローモーションに感じた。
先生 「!!!!ええ!!そんな!!」
マイ 「!!」
しまった!!浸っている場合ではない!!先生の腕とグローブはのびきってる!!反撃のチャンスだ!!
・・・私も別に鬼ではない。顔とかあごはやめとこう。じゃあボディだ。さすがにリバーはまずいよね。
ボクシング初心者にはよくないですね。じゃあ逆の脇だ!!
ドン。
先生 「はっ!!!ぐあぁぁぁぁ〜!!!!」
これは効くでしょ・・・。ていうか・・・右の脇腹の体内にはなにがあるのだろう・・・。
私はそんなことを考えながら先生にパンチをしていたのだ。
・・・レイ先輩にきいてみよっと♪
つづく
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