RとR R-3
凍りついたその・・・
これまでのRとRは・・・
私。山崎 麗はユキちゃんとジムくんの呼んでいたボクシング雑誌で相手選手の顔を見ていた。
私にかてるのでしょうか・・・。相手の鉄壁のガードとはなんなのでしょうか??
疑問がいろいろと出てくる中 答えを出せずにモクモクと練習をするだけでした。
・・・うん。でも試合当日リングに上がってゴングが鳴って相手とグローブを交えれば
自然と答えが出てくるでしょう♪私はこの試合が楽しみです♪
これは試合当日。試合開始ラウンド1から1分30秒まで出来事である。
レイ 「今日はよろしくです♪」
ユキコ 「おう。任せろ。ボクサーよりセコンドの方が強いって言うのを証明してやるわ。」
マイ 「ユキコ先輩・・・。試合するのはレイ先輩です・・・セコンドは・・・レイ先輩のサポートですよ!」
この2人といると自ずと緊張感と不安な気持ちが消えていく。
マイ 「よし!!先輩!!!!行きますよ!!第一次リボン大戦!!出陣じゃぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ユキコ 「あの子・・・テンションたかいわねぇ〜・・・。つか三国志大戦のやりすぎだな。ありゃ。」
レイ 「ですね〜・・・。でもマイちゃんの三国志大戦は中々うまいですよ。私なんか全然かてませんもん。」
私とユキちゃんとマイちゃんは○ガのアーケードゲームファンなんです。まぁ不謹慎ですけど・・・。
会場・リング
ルイ 「遅い・・・。遅い!!!!!!!」
ラン 「ルイちゃん。ルイちゃん♪」
ルイ 「げぇぇぇっ!!!!ラン!!あんた何やってんのよ!!ここは関係者以外立ち入り禁止よ!!」
ラン 「え。適当なこと言って餃子あげたらここに案内してくれたよ♪私〜セコンド♪」
ルイ 「あっ・・・。・・・まあ勝手にしなさいよ・・・」
私は久しぶりのこのリングの階段の前。少しライトを見てたたずんでいました。
レイ 「このリング・・・久しぶりですね。ユキちゃんと・・・初めてあったリングですね。」
ユキコ 「そうね。川島ルイ側が昔私がいたところね。なつかしわね。」
レイ 「あの時・・・私・・・何かに気づかなかったら・・・ユキちゃん負けてましたよ。」
ユキコ 「ふんっ。バカね。今やれば私は間違いなく負けないわよ。」
レイ 「ふふ♪もうユキちゃんの足にはついてけませんよ♪」
マイ 「先輩!!早く!!早く!!」
私はリングにあがった。うわぁぁ・・・・。川島さんがすっごい顔して・・・こっちをみている・・・。
ルイ 「ぬぅ〜。なんなのよ!!あの山崎 麗って子!!ドレスっぽいの着て・・・!!!!バカにしてるのかしら・・・」
ラン 「うわぁぁぁぁ〜。。。いいな〜・・・ルイちゃんもああ言うの着ればよかったのにぃ〜。」
ルイ 「いやよ!!私はボクシングまであんなにチャラチャラしたくないわ!!」
ラン 「もうそのコスチュームで十分チャラチャラしてるじゃない・・・。」
川島さんは私の事をすごい見てる・・・私も目をそらさないように・・・。
ユキコ 「ふーん・・・。やりそうな顔はしてるわね・・・。」
マイ 「先輩のガウンなのかドレスなのか・・・重いぃ〜・・・。」
アナンウスで私の紹介とともにドレスを脱いだ・・・。この空気・・・張り詰めてますね・・・。
レイ 「さてさて・・・どうしましょうか・・・。」
ユキコ 「そうね。。。とりあえず相手の動きにあわせて1・2ね。あとはレイでなんとかしなさい。」
レイ 「はい。」
私と川島さん。リングのコーナーで開始のゴングを待つ・・・。
はじまった!!私はグローブをあげてゆっくりと川島さんに近づく。
ルイ 「・・・。」
相手も同じことを考えているのでしょう・・・。少しつっついてみましょうか♪
レイ 「ふん。」
ジャブを打ってみる。あっ・・・軽く体をひねって避けられました・・・・。わぁ・・・。
ルイ 「ふふふ・・・。ふふふふふふ・・・。打ってきなさいよ。山崎 麗。」
むむ!!打って来いとのお誘い!!
レイ 「では遠慮なく♪いきますよぉぉぉぉ!!!!!!!」
私は1・2で殴りかかった。
ルイ 「うっ!!くっ!!」
ガードしている。これが鉄壁のガードなのですか!?まさか・・・でも今はチャンス!!このガードを打ち破ってしまえ!!
レイ 「もう一発!!!!!」
私は勢いよく右ストレートを出す。ここからが彼女の「鉄壁のガード」だった・・・。
ルイ 「ふふふ♪」
ルイ 「ふん・・・。」
私の右のストレートが!!!!!川島さんのグローブと一緒に払われる・・・!!さばかれました!!!!!????
私は勢いあまってしまっている。このままだと左でパンチもできない・・・。
!!!!!コンピネーションが・・・取れない・・・。なんてガードなんでしょう・・・。
川島さんの右のグローブが私を狙っている・・・。
つづく