圧倒

白石 舞。女子高校生ながら勉強のあとの放課後は先輩のサトエのもと(ジム)でボクシングをしている。

こう見えても一応プロなのだが・・・。マイのボクシングの試合はまあ初級クラスの試合だ。

年齢的にまだ中級くらいのクラス(レイとかユキコとか・・・。)にはあがれないのだ。

たとえるなら小さい子の身長によってジェットコースター乗れるか乗れないか・・・。である。

今回の試合はマイの一つ上。マイは高校2年生にたいし相手は高校3年生のボクサーだ。

セコンドにはレイがいる。

レイ 「マイちゃんもボクシングをはじめるときとくらべて顔立ちがたくましくなりましたわ。」

マイ 「えっ!!先輩!!ほんとですか!!??」

レイ 「でもどんな相手でも油断はいけませんよ。」

マイ 「はい!!!!」

レイ先輩とユキコ先輩は私からしてみたらおねえちゃんみたいな存在です♪←マイ談

そしてなんだかんだしていくうち試合がはじまる。両者グローブを構える

ファイト!!!!!カン!!!!!!!!!

マイ 「ふふふ。さぁ・・・。どうきますかねぇ〜。」

マイは相手をさぐりながらパンチを当てていく。相手はマイのパンチを微妙ながらガードしていく。

相手はどうやらマイのパンチでヒビっている様子。それでもマイはガンガンパンチを入れていく。

パシッ!パシィ!!パシイィィィ!!!!

相手ボクサー 「うぅ!!うっ!!!!うっ!!」

マイ 「ほらほら。。。そんな逃げたって追いかけてパンチしますよ〜。えいっ!!」

だんだんとマイのパンチが当たっていく。

相手 「うぅ・・・。このままじゃやられる!?」

相手はマイのパンチのスキをみてボディにパンチを入れる。

ボスゥゥゥ!!!!!

マイ 「うんっっ!!!」

セコンドのレイがハッ!!とする。

レイ 「あぁ!!!油断はだめですよ!ってあれだけいったのに〜!!!でもあれぐらいのボディなら・・・。」

セコンドのレイはなにやら安心をする。つかここで安心をするだろうか??

マイは少しお腹をおさえて相手と距離をとる。

マイ 「んん・・・。やりますね〜。少し効きましたよ。じゃあお返しに・・・♪」

マイは思いっきり振りかぶって相手の女子高生にアッパーをだす。普通より強いボクサーなら避けれるくらいのでかいモーションだ。

相手 「!!!しまった!!頭がぼ〜っとして・・・。」

バッッッッッッッキャャャャャンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!

相手 「きゃあああああぁぁぁああああぁぁ〜!!!!!!」

相手のボクサーはリングの真ん中に吹っ飛びつつ倒れる。

マイ 「あ〜あ・・・。当たんないと思ったのに。ちょっとラッキィ〜♪」

カウントはあっと言う間に10を数えてしまう。

レイ 「もう!!!マイちゃんったらなんであんなモーションの激しいアッパーなんてうつんですか!?」

マイ 「だって・・・。でもセンポイ。これはこれで頭打たれている相手にはなんとかあたるっぽいですよ〜。」

レイ 「・・・。それは帰ってから検証します!!でも勝ててよかったですね。マイちゃんも強くなりましたわ。」

マイは照れながら2人は控え室に帰っていく。。。

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