シーズン・フィナーレ
私の名前は「白夜姫」。
お姉ちゃん・・・はまだこない・・・。
青龍 「怖気付いたか・・・ふふふ。」
白夜 「いえ・・・来ます・・・もうそこまで・・・私には分かります!!」
聖緑 「はっ!!きました!!!」
きた・・・。お姉ちゃんだ・・・。お姉ちゃんを止めないと・・・。
ここでお姉ちゃんをとめないとまた別の近隣の国にもこの抗争が広がることは・・・
間違いない。お姉ちゃんがこの抗争を望んでいるとは思えない・・・でも協定には同意してくれない。
ここは私がお姉ちゃんを倒さないと・・・。そして目を覚まさせないと!!
白夜 「お・・・お姉ちゃん・・・私・・・。」
白虎 「白夜・・・。私だってあなたの考えはわかってるつもりよ。でも・・・。」
白夜 「お姉ちゃん!!でも!!お姉ちゃんのやってることは抗争を産む前触れなのよ!!」
白虎 「それでも・・・私はボクシングが好きなのよ!!」
お姉ちゃんの答えはただ・・・ただシンプルだった・・・。
もうゴングが鳴る・・・。もうだめだ!!私はお姉ちゃんを!!!!!
カーン!!!!
はじまってしまった。
青龍 「属性はお互い同じだとすると・・・。ここは白虎が有利だわ。」
聖緑 「でも・・・青龍さんのお姉さまに・・・少し習っていたって・・・言うと・・・少しは運が入ってても・・・。」
そう私は青龍姫さんのお姉さま「黄龍姫」さまにすこしならっていたのだ。ボクシングを。
白虎 「!!いくわよ!!白夜!!!」
白夜 「!!!速い!!ガードしないと!!!!」
お姉ちゃんは容赦なく私にパンチを繰り出していった。そのパンチは私の顔にパンパンと当たる。
白夜 「うん!!うっ!!」
お姉ちゃんのパンチは力強かった・・・。
白虎 「白夜!!どうした!?私を倒す気でいたんじゃないの!?」
私はお姉ちゃんの猛攻にいても立ってもいられなくなった・・・。
だんだんと頭がボーっとしてくる。
バターン!!!!
ダウン!!!!
白夜 「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。」
青龍 「ぬぁぁぁぁ!!白夜ちゃん!!!このぉぉ!!!!!白虎!!!!」
聖緑 「白夜さん!!早く!!早くたってください!!!!」
あ。私ダウンしているのですね・・・そうだ・・・立たないと!!
白虎 「白夜・・・。私を止めるならもっと突っ込んできなさい!!リングに立つという事はあなたの責任なのよ!!」
私はユックリではあるが・・・上体を起こして立ち上がろうとした。
お姉ちゃんの言うことはいつも正しいことだった。。。負けられない!!!!
つづく
もどる