昔・・・1980年か90年のあるゴルファーが言った言葉があった。
技術は盗め。出たサイの目を楽しいめ。アンラッキーと友達になれ。
私にはないものばかりの言葉であるがたしかに納得できる言葉でもある。
そのゴルファーは通算なん十という優勝して引退している。
本編にもどりましょう・・・。
前回の続き・・・私はダウンしている中色々なことを思い出しそれを悟り
ボクシング自体を好きになっていなかった。好きでやっているのに・・・。
もう後ははない。ここはこの場を「楽しむ」しかないと・・・。
4・・・5・・・6・・・
飛鳥 「よし。まだ私はやれる!!」
7・・・8・・・
飛鳥 「げっ!!しまった!!色々考えすぎカウント8まできてる!!やばっ!!立たないと!!」
あせりながらも私は9で立ち上がれた。実にあぶなかった。悟って立つのを忘れてまけるなんて・・・。
あまりにも恥ずかしすぎる・・・。
試合再開だ。あ。なんか体が軽くなった気がする!やば〜いきなり調子がいいわ。
相手はまだ私を調子が悪いと思っている。颯爽と近づいてくる。
ジャブを打ってくる!!相手のパンチが見えるわ。うそ!!!見える!!!!!!
私はここはわざとガードをしてまだ調子が悪いと演技をした。相手はかならず私の策にのるわ・・・。
逃げ腰の私を演じている。ロープ際までなんとかおびき出さないと・・・。
下がる私に追いかけてくる相手。よしよし!!そして等々私はロープ際まで追い詰められた。
やばいって顔を私はしながら私の腹の中は真っ黒だった。ムフフフ・・・♪
相手はジャブで攻めてくる。このジャブの一回はわざとくらってみる。これも演技の一つ♪次だわ!!
次かならず右のストレートが来る!!絶対くる!!こないとおもっても来る!!200パーセントくる!!!!!!!
まあそんな強くいうまでもないのだが右の大振りなストレートがきた。よし!!もらった!!
相手のそのストレートを私は可憐に交わした。相手はバランスを崩しロープ際へ。まさに入れ替わり立ち代り!!
よしゃ!!いままでのお返しよ♪相手の振り向く瞬間に・・・。
この破壊力・・・。相手に当たった感触が肩まで伝わってくる。
この一発で相手は失神をしてしまった。え〜。つまんねぇ〜。
私は勝った。サナちゃんがなんか真っ白になって寄ってくる。
サナエ 「飛鳥さん・・・。もうハラハラさせないでくださいよ・・・。」
飛鳥 「あら。そうかしら。いままでのは演技だったのよ♪もう助演女優賞ものよねぇ〜♪」
サナエ 「はぁ・・・。」
飛鳥 「さ。行きましょ。」
サナちゃんはハラハラしすぎて真っ白に燃え尽きたみたいな感じになっていた。あらあら。
私は自分で悟ったことを胸にマイちゃんや私を負かせた相手ともう一度戦いたいとおもった。
もう・・・まけないわ・・・。
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